簡単ながら、kotlin(コトリン)を解説していこうかと思います。
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まずはこちら、
fun main(args: Array
var x = 2
var y = "abc"
var z : Int = 3
var f : String = "abc"
println(x)
//printlnで表示することが出来ます。
}
C言語のように、文末に ;(セミコロン)で閉めなくても大丈夫です。
宣言方法は、int や string を書かなくても出来ます。型推論ですね!
型推論とは、int や char・string など、
C言語でいう、int x = 9;などのintやstring x = "abc"; の
string を付けなくても、初期化した時点で、自動的に、型を決めてくれるという事です。
上記の例では、同じ val〇〇だけでも、int(整数)やstring(文字列)を初期化できます。
出来るだけ、変えることがない変数は、val を使うと良いです。
また、var z : Int = 3 などのように、型を決めて宣言することもできます。
自動で、型を決めることもできるけど、自分で指定することもできる。
という事です。
fun main(args: Array
var x = 2
val y = 3
}
そして、このように二つの宣言方法があります。val と var です。
val は再代入が出来ない変数
var は再代入可能な変数です。
また、このkotlinでは、nullの変数、つまり値がない変数は少し扱い方が変わります。
nullつまり、値が存在しない変数を定義する場合は、型を決めなくてはなりません。
var x : Int? = null
var y : String? = null
x = 2
y = "hogehoge"
このように、Int? や String?のように型の後ろに?を付けます。
?を付けなかったり、型を指定しないとコンパイルエラーになってしまいます。
val x : Double = 3.1415 //Double型(小数)
val y : Char = 'a' // Char(文字)
val z : String = "abcd" //String(文字列)
Int以外にも様々な宣言の型があります。
Double型(小数)の宣言 3.141など、小数を表現することが出来る
Char型(文字)の宣言 'a'や'b'など、一文字だけ宣言することが出来る。
それぞれも、宣言する際、型を指定できますので、kotlinは型推論ですが、
出来る限り、型を指定して、変数を宣言するほうが良いです。
宣言方法が、javaやC言語と少し違っているため、
慣れないと思いますが、色々いじって覚えてみてください。
次に、簡単な計算をしてみましょう。
val x : Int = 2
val y : Int = 3
val z : Int = x + y
このような、初期化方法もあります。
zに x + y の答えを初期化しています。
また、この場合val を使って変数を定義してますが、
val x : Int = 2
val y : Int = 3
y = x + y
このような、代入は出来ませんので、val や var の使い分けに注意しましょう。
C言語と同じく、kotlin にはインクリメント演算子というものがあり、
var x : Int = 2
x++ // x は 3
x-- // x は 2
このように、変数を一つ値を増やすもしくは、減らすこともできます。
少し、基本文法の例を載せすので、組み合わせたりして、遊んでみてください。
var z : Int? = null
z = 9/3 // z = 3
z = 5%2 // z = 1 あまりの値
z = (2 shl 1) // z = 4 2を左1シフトと考えてください。
z = (3 shl 2) // z = 12 3を左2シフトと考えてください。
for文
kotlin のループ文は少し、C言語やjavaと違い、
for (x in 0..10){
println(x) // 012345678910
}
このように、for文を書きます。
この場合、0から10まで、xを表示しています。
for(x in 0..10 step 2){
println(x) // 0246810
}
この場合は、2個飛ばしでループ処理がされています。
for(x in 5 downTo 0){
println(x) // 543210
}
カウントダウンでループ処理することもできます。
リストを使用する場合このように書きます。
for (変数名 in リスト){
// リストごとに、処理される内容
}
リストを簡単に繰り返すことが出来ます。
これは、リストの最初から、最後まで繰り返すという事です。
リストとは、データが一列に並んでいなくても、
並んでいるように操作工夫したデータ型のことを言います。
while文
C言語でもある、while文は、ほぼ一緒の書き方です。
var x = 0
while(x<3){
println(x) // 012
x++
}
when文
また、C言語でいう、switch文はkotlinでは、when文というものになっており、
val x = 任意の値
when(x) {
1 -> println("x = 1")
2 -> println("x = 2")
in 3..5 -> {
println("3<=x<=5") // 値範囲での指定
}
else -> {
println("1.2.3.4.5以外です。")
}
}
このように、書くことが出来ます。
これは、xが1の場合、2の場合、それ以外の場合と
switch文のように条件多分岐を行うことが出来ます。
簡単にkotlinの文法を紹介しました。