C言語解説入門




こんにちは、硲勇司です。
1回・2回と、C言語解説をしました。 前回は理解出来ましたか? もともと、C言語を触ったりしていないと、理解がしにくいと思いますが、 頑張って理解してください前回は、文字列の表示や、printf()少し遊んだりしてみましたが、今回は 基本的なループ分や条件式を解説したいと思います。
まず、こちらを入力してください。

for(int i=0; i<3 ; i++ ){

printf("%d\n",i);

}

実行結果

0
1
2

この場合、どうでしょうか。forを使ったループ文をfor文といい、

プログラムでいう、基本中の基本ですね(笑) forの右の( )を読み解いていきましょう。
int i = 0 は、変数の宣言でしたね。つまり、

iという箱を用意し、それに0を入れた

と解釈してください。ここでいう条件は、i<3 で、

iが、3より小さい限り繰り返す

と、理解してください。 そして、i++はインクリメント演算子といい一つずつ増やすという事です。
つまり、i++ で、1ずつ増えていくごとに、printf()で表示をしています。 for文を使うときは、()に条件などを書き、繰り返すものを
{ }で囲みます。
ついでに、\nは改行を意味します。
printf()内の、文字列に入れると、改行されます。 今度は、これを実行してください。

int x = 0;

for(int i=0 ; i < 3 ; i++){

x += 1;

}
printf("%d",x)

x += 1は、xに対して、1を足しているという事です。
こんな書き方もあるんですね!
プラスマークをマイナスにすれば、x -= 2 これは、xから2を引くという事になります。

さて、上記の文を理解してみましょう。
x を宣言して、0に初期化し、for文でそれを、(i < 3)つまり、 3回、1を足しているという事になります。
理解できましたか?
理解するには、プログラムを書いて実行したり、それをいじるのが一番ですよ!
for文以外にも、while文というものもあります。 for文の場合は、引数として第三引数まで入力しましたが、
while文は条件分だけで作ることが出来ます。
個人的には、使い分けるとしたら、 簡単なループを実装したい場合は、for文 的な感じで、人それぞれの好みだと思います。
while文を簡単に解説してみましょう。

int x = 0;
while(x < 3){

  printf("%d",x);
  x++;
}

この場合、while()の第一引数で、条件を指定しています。
x は最初0のため、whileを繰り返すたび、 x++(インクリメント演算子)で1づつ増えています。
x が 3未満の限り、whileの中を繰り返し それを、ただprintf()で表示するという簡単なプログラムです。

int x = 0;
while(x <= 3){

  printf("%d",x);
  x++;
}


先ほどのwhile文の条件式を少し、変えてみました。
これは、x<=3 となっていますが、3を含んで、繰り返すかどうか つまり、未満か以下なのかを区別します。

for文とwhile文の使い分けは、プログラミングをやるうちに 直に、分かっていくと思います。
自分自身明確な使い分けはないですが、
for文のほうが、引数の()を見たときに、一目で初期値 条件・変数がどのくらいづつ増えているのか、 などと、それぞれ長所があります

色々とループ文を書いて違いや、使い方を覚えてください。


初めての人は、理解に苦しむと思いますが、 自分なりに、上記のプリグラムを実行して、少し変えて実行してみたりと
サンプルプログラムをいじることで、理解が深まると思います。
色々と、試してみてください。




part.1

整数と文字の宣言と初期化 printf()を使い、
%d や %c を使用して
整数・文字の表示をしてみます。

part.2

printf()で、%sを利用し、
文字、文字列の表示を解説します。
printf()で、文字を整数で
表示したらどうなるか。

part.3

for文を利用し、
for文によるループ処理を解説します。
インクリメント演算子 ++ や
代入演算子 += を使って
サンプルプログラムを作ってみます。

part.4

for文を利用し、
関数とは何か、そして
関数の定義の方法、その使い方
サンプルプログラムを作ってみます。